表面的
まだ会社で真面目にゲームを作ってた時の話。
とある会議でゲームの仕様をみんなで話し合っている時に
「AにするかBにするか」みたいなことがよくある。
いわゆる「あちらを立てればこちらが立たず」状態で、
Aを入れればBの要素が死ぬ、Bを入れたらAの要素が死ぬので
どっちを入れましょうか みたいな話。
みんな「Aがいい」「Bがいい」みたいな話をするんだけどね、
AもBも両方活かす「C」という案を模索しない人が多すぎるんだよ。
「なぜAが必要なの?」「なぜBが必要なの?」
それぞれ原因を探っていったら高い確率で同じ場所に行き着く。樹形図みたいに。
だったらそこの部分をちょこっといじってやればいいだけの話。
そうやって表面的な、見えるところだけしか見ずに物事を解決しようとするから
余計に複雑になっていくんだよ。
クソコードが生まれる構図と全く同じ。プログラマーならわかるでしょ。